エジプト - 23 - エピローグ

さて、この記事が公開される頃、僕はとある仏国を旅してるわけですが…
帰国前に昔の旅行記を終われせましょう…と投稿予約しといたわけで。
2年前のお話。
2009年末に旅したエジプト。
帰国後に試合があったりなんだりで更新が止まったままだったエジプト紀行。
これは自分の歴史だからね。
更新が止まった2年前2010年1月のエントリーで『エジプトの旅』を書き終えました。
旅行記に興味がある方は以下をどうぞ。
◆エジプトの旅
http://kkws.blog1.fc2.com/blog-category-31.html
田舎の静寂と都会の喧騒…
壮大な神殿の壁画や彫刻には無数の弾丸が撃ち込まれている。
ハトシェプスト女王葬祭殿に残る1997年の無差別殺人の銃撃の跡…
アスワンからアブシンベルに向かうには、警察の車に護衛されながら何十台の観光バスや観光車と砂漠を走る。
360度が地平線の砂漠に見える蜃気楼…
バクシーシを求め群がる欲深き大人と、日本人と話したくてワラワラと寄ってくる学校帰りの純な子供たち。
カメラを覗き込み、俺らのそばから離れない子供の本当に純な瞳。
日本に帰る日、最後に香水をプレゼントしてくれソッと抱きしめてくれた売店の店主モハメッド。
ラクダを曳きながら金をせびる惨めな大人と、静かに優しく母のラクダを曳く足の不自由な純な大人。
砂嵐とゴミだらけの街、その街頭の果物屋のフルーツは何処でもキレイに並べられていた。
アブシンベルの夜空に輝く無数の星と闇に浮かぶ大神殿を眺める至福の時。
ツタンカーメンのミイラは静かに王家の谷に眠り、ラメセス2世のミイラはカイロ博物館で喧騒の中に眠る。
悠久の時と喧騒の今が混合する不思議な国、エジプト。
破壊と創造を繰り返し、人間性の可能性と限界を併せ持つ不思議な国、エジプト。
また行きたい!





20091221-20091229 エジプトの旅
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